• 2016.8.9
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棚田 — 憧れの風景 — こんなところへ行ってみたい

棚田 に憧れる。

本屋さんで「棚田百選」みたいなものを目にすると、

つい手に取ってしまう。

 

上の写真は無料写真サイトからのもので、

ベトナムの棚田だ。

収穫に近い季節なのか、

黄色のグラデーションが美しい。

 

それからこれは、

棚田-丸山千枚田-2

丸山千枚田というところ。

三重県熊野市紀和町丸山地区にあるという。

美しい。

 

それからこれ。

棚田-兵庫県佐野町

兵庫県佐野町のもの。

とても美しい。
棚田は実は行ったことがある。

伊根の千枚田というところ。

ちょっと写真をお借りします。
棚田-伊根の千枚田

この写真では田んぼに水も入って

夕暮れの美しい空色が映っていますが、

わたしが行ったのはGWのころで、

まだ田んぼに水も入っていなかった。

 

ただ、この棚田は、とても古いものらしく、

その点でとても感動した。

そして、一つ一つの田んぼが、

思った以上にせまく、小さく、

稲が10列も並ばないような部分さえあった。

 

水を入れるからこそ、

水平にする必要があったわけなのだが、

それにしても、

こういう傾斜のあるところに、

細かい階段状のものを作るという

労力が思いやられた。

 

 

棚田 に行くなら、田植え後から稲刈り前までに限る

そうわたしは思っています、

やはり、棚田の美しさを味わうならば、

田植えのために水を入れたあと、

水に映り込みがあるときとか、

稲が育って緑の絨毯みたいなときとか、

黄金色の収穫前の時期に限ります。

長野県の姨捨の棚田にも行ったことがあります。

また写真をお借りします。

棚田-長野県姨捨

写真ではこんなふうに美しいのですが、

これは、やはり青々とした稲が、

絨毯のように植わっているからこそ。

 

わたしが行ったのは真冬で、

雪でも降っていればまた別の風景が楽しめたかもしれないですが、

田んぼは灰色に乾き切って、

雑草がボサボサのまま枯れ果てたあぜ道と同化して、

よくみなければ、そこに棚田があるということが

わからないくらいでした。

 

棚田は、田んぼが狭いからこそ感動する

それにしても、
棚田は、近くでみると、
思った以上に田んぼ一つ一つが狭く小さい。

そのことに感動する。

実物を見てから、

狭く細長い棚田の風景に余計感動するようになった。
棚田-ベトナム
ベトナム

これは壮観だけど、近くでみると

「えっ?」

と思うほど狭いに違いない。
これもスゴいな!
棚田-フィリピン・コルディリェーラの棚田群
フィリピン・コルディリェーラの棚田群

これは世界遺産にもなっている。

これなんて、田んぼよりも段の部分の面積の方が広いのでは?

ほとんど芸術品です。

一体どうなっているんだろう?

見ているだけで楽しくなってきます。

 

何故、よりもよって、

こんな急な山の斜面に田んぼを作ったのか!?

と突っ込みたくなるほどです。

まあ、あれこれ事情はあったのでしょうが。

 

それにしても、

こんな青々とした極狭な棚田にはいつか行ってみたいですね。

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